本作は田舎に住む祖父母に会いに行く看護学生の孫を主人公にした物語。孫は宗族水入らずで幸せな時間を過ごすが、祖父母の家にいる「何か」に違和感を覚え、やがて人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐惧に直面する。